わかりづらいぞ運転免許の点数!かんたんに6点免停までの点数を知る方法

 お役立ち知識

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 2017.5.13

免許点数アイ

えっ白バイ!?

運転中にシートベルトを忘れ、止められてしまいました。違反点数は1点です。

このようなケースで、いまの自分の点数を把握している人がはたして何人いるでしょうか。

そもそも運転免許の点数制度ってとてもわかりづらいですよね。あえて複雑にしているのではないかと疑いたくなるほどです。

違反点数を重ねたら免停になってしまうくらいの事はわかるとしても、具体的に内容を理解している人はきっと少数でしょう。

 

 何点になったら免停なの?

 そもそも今、何点なの?

 いつになったらリセットされるの?

私たちが疑問に感じる点ですよね。

クルマの運転は常に安全運転をこころがけなければなりません。そのためにも、点数制度をしっかりと理解しておくことは、違反に対する抑止力にもなりえるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、点数制度の理解にお困りの方のために、その仕組みをわかりやすく紐といていきます。

あまり難しい用語などは使わずシンプルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

1 運転免許の点数は0点から加算される

『違反をして2点ひかれた!』

このような表現が誤解をまねくのです。

違反点数は最初から持ち点があるわけではなく、0から累積して加算されていくシステムです。

何年運転をしていても、減点方式だと勘違いをしている人がいますが、それほどに”2点ひかれた!”という表現があやまって浸透しているのです。

 

点数は減点方式ではない!

0点からはじまり加算されていく

厳密にいうと『違反をして2点追加された!』という言いかたが(しっくりきませんが)正しいのです。

免許を取るとまず0点からスタートです。

違反で2点追加されたら、

0+2=2

2点のペナルティを背負うイメージです。

 

さらに1点の違反を続けたらどうなるでしょうか。点数はどんどん累積していきますから、

2+1=3

3点になりました。

 

このように違反をするたびに、その点数を足していってください。その累計がどこまで増えるかで処分が決まっていきます

 

2 運転免許の点数は6点で免停

免許点数2

違反点数が6点を超えると免停で、その期間は30日です。

 2+2+2=6でも

 1+1+1+1+1+1=6でも、

違反の回数ではなく、累積で6点を超えれば免停です。

免停になればタクシーやバス、トラックの運転手、宅配便のドライバーなど、運転を仕事にしている人には死活問題になります。

クルマがないと生活に不便な地域にお住まいの方もそうでしょう。

 

免停とは

免許が停止される行政処分のことです。

指定された期間内はクルマを運転することができません。

免停は違反者にとって一つのラインです。ここまでいかないように(もちろんいかなければよい、ということではありません!)累積の点数に気をくばる必要があるのです。

 

3 今の持ち点(違反点数)を知る方法

現在の違反点を知るには、累積点数等証明書という証明書を発行します。

取得方法はとてもかんたんです。

 最寄りの警察署、交番、自動車安全運転センターに行く

 証明書申込用紙をもらう

 必要事項を書く

 受付窓口で申請する
  (郵送でもよい)

 交付手数料として630円をはらう

 2週間待つ

 自宅に届く

ネックなのは今知りたいと思っても、すぐには確認できない点です。

警察の窓口では教えてくれませんし、インターネット照会のような便利なサービスもありません。あきらめて2週間待ちましょう。

 

4 免許の点数がリセットされるタイミング

免許点数4

基本的には0点からはじまり、違反するたびに点数を足していきます。そして過去3年以内におこした違反の点数が合算されます。まずはこのカタチが大前提ですので、しっかり覚えましょう。

 

2つの大前提

 0点から足されていく

 過去3年以内に起こした違反点を合算

そしてここから、いろいろと救済処置が用意されているのですが、実はこの計算がからんでくるからややこしくなるのです!

救済はありがたいことですが、同時に点数計算を複雑にしている側面もあります。かんたんに一つずつお伝えしていきますので、順番に理解していきましょう。

 

【リセットその1】過去1年間、無事故無違反

最後の違反から1年以上、無事故無違反ですごすと、それまでの累積点数がリセットされ0点に戻ります。

例題で見ていくとわかりやすいので、一緒に考えていきましょう。

 

■例題1 半年おきに違反した

日付 28年2月7日 28年8月7日 29年2月7日
違反点 +2点 +1点 +2点
累計 2点 3点 5点

■例題2 1年間、無違反をはさんだ

日付 28年2月7日 29年2月7日 29年5月7日
違反点 +2点 1年経過 リセット! +2点
累計 2点 0点 2点

例題1は、1年もたずに違反を繰り返してしまたっため、そのまま加算されていきます。

一方、例題2は違反をしてから1年間、無違反ですごせたため、持っていた2点がリセットされて消滅しました。再び0点からのスタートです。

 

過去1年間が無違反なら、点数はリセットされ0点に戻る

 

【リセットその2】過去2年間、無事故無違反

過去1年ではなく2年のあいだ無事故無違反ですごすと、3か月ルールが適用されます。

 

 2年間、違反なしだったが・・

 違反をしてしまった!

 その違反点が3点までなら!?

 【3か月ルール 適用OK!】

 その日から3か月、無違反ですごすと・・

 リセット 0点に戻る!

この流れのように2年間無違反の状態なら、3か月ルールが適用されます。

※厳密に言うとリセットではありません。3か月、違反なしの経過で今回の違反点はつかない、ということです。ただし、その前に1年以上の無違反でいるために、すでにリセットされていることから、便宜上6のような表現にしました。

 

さらに例題でみるとわかりやすいので見ていきましょう。

 

■例題3 3か月ルールの権利を持ち、2か月後に違反した

日付 28年2月7日 28年4月7日
違反点 2年間 違反なし +3点 +2点
累計 0点 3点 5点

■例題4 3か月ルールの権利を持ち、4か月後に違反した

日付 28年2月7日 28年5月7日 28年6月7日
違反点 2年間 違反なし +3点 3か月経過 リセット! +2点
累計 0点 3点 0点 2点

例題3は、せっかく3か月ルールの権利を持っていたのに、2か月で早々と違反をしてしまいました。そのため帳消しになる機会をのがしています。

例題4は、3か月違反なしですごしたため、一度リセットされました。

 

2年間、違反なしなら、3か月ルールが適用される

 

【リセットその3】免停になった

これは救済とは呼べないのですが、免停になると、その期間を終えたのちに点数はリセットされます。

ただし点数は0に戻っても、『前歴1』という状態になるので注意が必要です。また免停の回数を重ねるごとに、『前歴2』、『前歴3』と呼び方がかわります。

 

前歴とは

過去3年以内の免停の回数

前歴のある状態では、違反の配点などが厳しくなりますが、これは何度も違反をさせないための処置です。

 

この前歴を消す方法はおおまかに2つあります。

 違反者講習を受ける

 1年間 無事故無違反ですごす

 

5 免停になると配点が変わる

前章で免停になると前歴という行政処分歴がつくことをお伝えしました。

 前歴=免停(免取)の回数

この前歴がある状態では、点数のラインが変わります。

 

免許停止 免許取消
前歴0 6~14点 15点~
前歴1 4~9点 10点~
前歴2 2~4点 5点~

前歴は1年間違反なしで消えます。にもかかわらず前歴が3や4までいってしまうのは、よほどの常習者ということでしょう。当然、厳しく取り締まるルールが必要になるのです。

 

6 免停より重い免取

免停と免取がまざっていませんか。似たような言葉ですが、免取の方がより重大な違反をおかしたときに課せられます。

飲酒運転やひき逃げなど悪質な違反は、一発で免取になります。

 

免停(免許停止) 一定期間がすぎればまた運転できる
免取(免許取消) 没収されるので、再び免許を取得しなくてはならない

これだけは覚えておこう ~フラットな状態(前歴0)のとき~

免停・・6点

免取・・15点

免取になっても、すぐ再取得すれば運転できるのでは?と考える方もいるかもしれませんね。

しかし実際に免取になると、しばらくのあいだ免許を取得できない期間がもうけられています。

この期間のことを『欠格期間』といいます。その長さは、前歴や違反点数によって異なります。

 

7 まとめ

免許点数7

いかがでしたか。運転免許の点数のしくみが理解できましたでしょうか。

一見、ややこしそうに見えますが、一つ一つみていくと意外にかんたんに思えるのではないでしょうか。実際に自分が違反を経験して、はじめて点数のことをふりかえるのかもしれませんね。

お伝えしてきたことをまとめますと、

点数は0点からの加算方式

6点で免停、15点で免取

過去3年以内の違反点を合算

いくつかの条件でリセットされる

今の点数を知るには証明書を発行する

違反をするということは、誰かに迷惑をかけることにつながってしまいます。

日ごろから運転には十分に気をつけ、安全で正しい運転を心がけたいですよね。

それではこの記事でお伝えしてきたことをぜひ参考にしていただき、健全で楽しいカーライフをおくってみてください!

 

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