【トヨタセーフティセンスPとC】テクノロジーの進化って早すぎませんか?

 お役立ち知識

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 2017.6.29

セーフティセンスアイキャッチ

安全を求める時代。

各メーカーがこぞって技術を注ぎこんでいる分野です。それにしても・・

テクノロジーの進化って早すぎませんか?

5年前の常識が今では色褪せて見えるほど、すさまじい速さで自動車そのものが変わっていきます。自動車業界にたずさわる人たちは、日々覚えることが増え続けさぞかし大変でしょう。(筆者もです!)

さて、トヨタが安全に対するとりくみとして2015年から展開している『トヨタセーフティセンス』。こちらも最先端の技術がてんこもりです。

 

スバルのアイサイト的なやつ?

ひらたく言えばそうです。しかし実際にトヨタセーフティセンスの内容を理解している人は、案外少ないかもしれませんね。なんとなく名前からして安全装備のパッケージかな、というくらいの想像はできそうですが。

そこでこの記事では、トヨタセーフティセンスについて、その内容や搭載車種についてご紹介していきたいと思います。

カタカナ横文字が並ぶ機能は、見るからに難しそうに感じてしまいますが、できるだけシンプルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

1 トヨタセーフティセンスとは

トヨタセーフティセンスとは、トヨタが安全を追求して生まれた衝突回避支援パッケージです。

もっとかんたんに言うとこうなります。

トヨタセーフティセンスとは

”クルマがぶつからないように助けてくれる機能”のパッケージ

このセーフティセンスはPとCの2種類があります。

トヨタセーフティセンスP

・ハリアーやクラウン、ランドクルーザーなど高額車モデルに搭載

・4つの安全機能を1パック

・ミリ波レーダーと単眼カメラで計測

 

トヨタセーフティセンスC

・アクアやヴィッツなど価格帯の低いモデルに搭載

・3つの安全機能を1パック

・レーザーレーダーと単眼カメラで計測

 

クルマを購入するときに、セーフティセンスのPにしようかCにしようか、と迷う必要はありません。(というかできません、ですね。)選ぶ車種によってPかCかは決まります。

 

メモ ”ぶつからない”とは表記しない

ここで気をつけたいのは、”衝突回避”ではなく”衝突回避支援”と表現している点です。

”ぶつからない機能”ではなく、”ぶつからないように助けてくれる機能”。これはどのメーカーでも一緒で、たとえばサイトや取扱書などにもくどいほど注意喚起されています。

本当にぶつからないと過信して事故が起きてしまっては大変ですよね。また言い切ってしまうと、何かあった際にメーカー側も責任を問われかねません。双方の立ち位置にたったうえでの表記なのです。

 

2 【装備1】プリクラッシュセーフティシステム P&C

それではパッケージの装備内容を見ていきましょう。一つ目は『プリクラッシュセーフティシステム』です。

プリクラッシュセーフティシステムとは

前を走っているクルマと近づいたときに、①警報②ブレーキアシスト③自動ブレーキ で衝突を回避、または被害軽減をサポートする

前を走ってるクルマとの距離が近づき、衝突の危険を察知したときに発動する回避システムです。3つのステップがあります。

 

【ステップ1】 ”近い!近い!近い! ぶつかるぞー!”

レーダーと単眼カメラで進路上の先行車を検出し、衝突の危険を警報ブザーで教えてくれます。

 

【ステップ2】 ”気が付いてブレーキを踏んだ場合”

マックス最大限の制動力が得られるように、ドライバーがブレーキを踏んだ力を強力にアシストします。『プリクラッシュブレーキアシスト』作動!

意外と多くの人が、ブレーキを力いっぱい踏めないという調査結果があります。その事実からブレーキアシスト機能が導き出されました。

 

【ステップ3】 ”ブレーキを踏めなかった場合”

クルマが間に合わないと判断したときは、自動ブレーキ(プリクラッシュブレーキ)を作動!先行車との相対速度が約30kmいないであれば衝突回避をサポート、それを超える速度では衝突被害を軽減します。

 

 

このように、先行車とぶつかりそうになったときに、お知らせ&ブレーキでサポートしてくれるのが、プリクラッシュセーフティシステムです。

 

メモ プリクラッシュにおけるPとCの違い

より高性能なミリ波レーダー搭載のセンスPは、先行車だけはでなく歩行者までも察知してアシストしてくれます。

こちらが歩行者検知機能付きの動画です。

 

3 【装備2】レーンディパーチャーアラート P&C

2つ目のレーンディパーチャーアラートは、カメラによって車線逸脱の危険を知らせてくれます。眠くてウトウトしてしまったとき、何かをとろうと視線をそむけたとき、ついつい車線をまたいでヒヤリとしたことってありますよね。

レーンディパーチャーアラートとは

道路上の白線(黄線)を認識し、車線逸脱の危険をドライバーに知らせるシステム

 

単眼カメラで道路上の白線(黄線)を認識しながら走行。ウインカー操作を行わずに車線をそれる可能性があるとき、ブザーとディスプレイ表示で教えてくれます。

ちなみに、レーンディパーチャーアラートに関しても、センスPにはさらに高性能の機能がついていきます。これは警報だけでなく、実際にステアリングも制御して動かしてくれるというものです。

 

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4 【装備3】オートマチックハイビーム P&C

夜を見やすくしてくれる安全機能が3つ目の『オートマチックハイビーム』です。

オートマチックハイビームとは

先行車や対向車のライトを認識し、ハイビームとロービームを自動で切り替える機能

 

いちいち自分で切り替えなくてすむので、煩わしさがなくいいですよね。切り替えの面倒さから多少暗くてもロービームで我慢してしまったり、その逆だったりしてしまうことも多々あるでしょう。

良し悪しのある習慣

ハイビームは相手が眩しいから一瞬だけなら使ってOK。

このような習慣が体に染みついてしまっている人も多いかと思います。しかしこのオートマチックハイビームがあれば安心です。遠くまで照らせるハイビームでの走行頻度を高められますから、歩行者の早期発見にもつながりますよね。

 

5 【装備4】レーダークルーズコントロール Pのみ

レーダークルーズコントロール』があれば、車間距離を保ちながら適正に走行できます。(センスPのみ)

レーダークルーズコントロールとは

設定した速度で定速走行したり、先行車とほどよい車間距離を保ちながら追従走行ができる機能

クルーズコントロール自体はかなり以前からある機能です。希望の速度を設定すれば、そのままの速度で走ってくれました。

ミリ波レーダーが活用されるレーダークルーズコントロールでは、先行車との車間距離に応じて減速、加速をしてくれます。

 

さらに全車速追従機能付きの場合は、なんと前の車が停止すると自分も止まり、再び動き出すと自車もおいかけて発進するという、まさに自動運転さながらの走行をやってのけるのです。(発進するときはドライバーがいったんアクセルを踏む)

もともとは高速道路への負荷軽減のためのクルーズ機能でしたが、ついに停止発進まで対応するようになったのですから驚きですよね。

 

6 センスCのおまけ装備 ”先行車発進告知機能”

信号待ちや渋滞での停止中、前のクルマが発進したことをお知らせしてくれるのが『先行車発進告知機能』です。ブザーとディスプレイ機能で教えてくれる便利な機能です。

先行車発進告知機能とは

信号待ちなどで停止中に、前のクルマが発進したことを教えてくれる機能

 

7 2017年度までにトヨタ車全車で搭載予定

2017年度末までには、全トヨタ車にトヨタセーフティセンスを搭載することがすでに発表されています。(OEM車はのぞく)

そのため2016年くらいから、未搭載車のフルモデルチェンジ、マイナーチェンジが相次ぎました。もしメーカーがこの公約を守るのであれば、フル/マイナーチェンジの予定がない未登載車は、その幕を閉じることになります。

同セグメントクラスの車種と統合されるか、あるいはそのまま消えてしまうか、どちらかになりそうです。

 

8 主な搭載車種

8-1 トヨタセーフティセンスP搭載車

セーフティセンスP
2017年6月現在のラインナップ  参照)トヨタ公式サイト

プリウス

プリウスPHV

クラウン

マジェスタ

マークX

ハリアー

ランドクルーザー

C-HR

 

8-2 トヨタセーフティセンスC搭載車

セーフティセンスC
2017年6月現在のラインナップ  参照)トヨタ公式サイト

アクア

ヴィッツ

スペイド

ポルテ

アクシオ

フィールダー

オーリス

ノア

アベンシス

シエンタ

ヴォクシー

エスクァイア

エスティマ

アリオン

プレミオ

 

9 まとめ ~安全が求められる時代へ~

いかがでしたか。トヨタセーフティセンスについてお伝えしてきました。

まとめますと、このようになります。

安全機能 トヨタセーフティセンスP トヨタセーフティセンスC
プリクラッシュセーフティシステム 〇(歩行者検知付き)
レーンディパーチャーアラート 〇(ステアリング制御付き)
オートマチックハイビーム
レーダークルーズコントロール ×
おまけ 先行車発進告知機能 ×

トヨタセーフティセンスは2017年度末までには、トヨタ全車に搭載される予定です。また近い将来にはPに続く新しいパッケージも発表されるかもしれません。それだけテクノロジーの進化はとどまることなく展開されているのです。

さらに各自動車メーカーの枠を超えて、グーグルやアップルに代表されるIT界の雄が続々と参入してきています。これが意味するのは、ますます自動車が次世代の産物として加速度的に進化していくことに他なりません。

クルマの安全性能は、ひと昔前のモデルとは比べものにならないほどの域に達していると筆者は感じます。あなたもひとたび乗ってみれば、きっと一目瞭然に感じることでしょう。

もし今、クルマの代替えを検討されている方は、そのデザインや走行性能だけにとらわれず、ぜひ安全性能や環境性能といった面にも目をむけてみてくださいね!

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